マインドフルネスとヴィパッサナー瞑想

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精神病院で2回だけ診療に通った最後のときに、医師から勧めらた「マインドフルネス」について調べていくうちに、「ヴィパッサナー瞑想」にたどり着きました。西洋人が東洋の禅から宗教性を抜いたのが「マインドフルネス」であるなら、何事も古典を習ってから近代を習うと言うポリシーである私は、この「ヴィパッサナー瞑想」に関する書籍を読んでみました。何やら都内で講座や瞑想会が開催されていると言うこともわかりました。宿泊をしない1Day合宿に是非参加したいと思ったのですが、初心者講習を受講していることが参加条件と言うことでその初心者講習に早速申し込んで参加してきました。 

その講習会で初めて歩く瞑想というのを体験しました。 

たくさんの方がいて、みなそれぞれにいろんな悩みを抱えているんだろうなと思いました。 

変な勧誘があると怖いなと構えて行ったのですが、そんな思いは不要でした。 

そして無事に条件を満たせたので、1Day合宿に参加しました。地橋秀雄先生による個別面談も受けることができました。地橋先生には境界性人格障害で苦しんでいることを伝えると、瞑想をしっかりして行けば必ず良くなると非常に強い口調で言っていただき、それを聞きにいくために参加したようなものでした。 

結果として今5年以上が経過してもなお、その1回しか参加できなかったのですが、本当なら定期的にこの1Day合宿は是非受講したいです。なぜなら、その際に出された昼食を味わいながら食すという瞑想を行いながらいただいたのですが、本当に美味しいお弁当をじっくり味わいながら食べただけで半分も食べられなかったのですが、お腹が空かなかったのです。そして、その日6時間以上瞑想をし続けたのですが、あの日の帰りの脳のスッキリ感は他では未だかつて味わえていません。